若宮八幡社

ご祭神

若宮八幡社の基本情報

住所
愛知県名古屋市中区栄3-35-30 
アクセス
【地下鉄】
鶴舞線大須観音駅 徒歩7分
名城線矢場町駅 徒歩5分

【バス】
名古屋市美術館東(バス) 徒歩5分
駐車場
有料駐車場有り
詰め所
あり
公式サイト
あり

若宮八幡社のご由来

若宮八幡宮は701年~704年に那古野圧今市場(現在の名古屋城付近)に創建されました。

1532年3月11日には織田信長公の父信秀公の那古野城攻略の戦禍により、社殿は尽く消失しました。
1539年に再建し、その後豊臣秀吉公は社領200石を寄進。
1610年には徳川家康公の名古屋城築城に際して社殿を現在の地に遷し、名古屋の総鎮守と定められました。

1664年二代目尾張藩主である徳川光友公は社殿の造営を行ない、以降歴代藩主の崇敬すこぶる篤く、営繕修造など明治維新まで藩主によって行われました。

明治10年3月14日県社に指定、昭和20年3月19日の大戦の空撃により社殿は消失しましたが、昭和32年5月13日にようやく造営復旧しました。
昭和46年7月1日神社本庁の別表神社に可列されて現在に至ります。

若宮八幡社例大祭(若宮祭)

若宮八幡社例大祭は、江戸時代から続く山車祭りです。
東照宮祭、天王祭とともに名古屋三大祭と言われていました。

昔は天王祭と同日に行われたことから祇園祭と総称されました。
最盛期には七輪もの山車が本町通りを奉曳され、また多くの練り物が参加して盛大に執り行われました。

しかし、第二次世界大戦で山車のほとんどが消失し、現在当地で奉曳されているのは福禄寿車のみとなっています。

福禄寿車

福禄寿車は、若宮八幡社の祭車として1674年に作られました。
名称は大将人形である福禄寿に由来しています。

小唐子は蓮台に左手をつき、逆立ちとなって頭を振りながら鐘を鳴らす『放れからくり』です。
中唐子じゃ腰を折り、後ろで団扇太鼓を打ち鳴らし踊るというものです。
大きな御幣を持った御振り人形のユニークな顔は当時有名であった塩売男を模したもので、火除の顔相といわれています。

『若宮祭りの山車行事と福禄寿車』は平成26年3月31日に名古屋市して無形民俗文化財となっています。

清水 宏積

YAT

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    また、Webサイトの制作やデザインに関するブログYATのblogを運営しています。

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    flickr写真スライドの1枚目~3枚目(御本殿の正面写真)を撮影

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