大神神社

大神神社の基本情報

住所
奈良県 桜井市 三輪1422
アクセス
JR桜井線(万葉まほろば線)三輪駅より…徒歩5分
JR桜井線・近鉄大阪線 桜井駅 北口2番乗り場より…シャトルバスで約20分
駐車場
有り(正月期間など有料)
詰め所
あり
公式サイト
あり

大神神社ご由来

大物主大神は、国土開拓の神である大国主神の和魂であるとされています。
一説には大物主大神と大国主神は同一の神様であるとされており、農工商業などあらゆる産業を開拓し、方除、造酒、製薬、交通、縁結び、開運など、世の中の幸福を増進することを計られた人間生活万般の守護神です。

後に神様の御思召しにより幸魂、奇魂を三輪山に永くお留めになりまして、それ以来、秀麗な三輪山を御神体と崇めて、本殿は設けず拝殿の奥にある三つ鳥居を通してお山を拝するという原初の神祀りを今に伝えている日本最古の神社です。

この三輪山のちに古くから大和の文化発祥の地であり、当時の主要道路である山の辺の道は、日本最古の市場であるへばいちを終点とする初瀬川の水路により、経済、文化の中心地でした。

その後、大神神社に対する朝野の崇拝はあつく、中古よりは大和国一宮となり国中に広がっていきました。

巳の神杉

御祭神の大物主大神が蛇神に姿を変えられた伝承が日本書紀などに記載され、蛇神は大神の化身として信仰されています。
この神杉の洞から白い巳が出入りする事から『巳の神杉』と名付けられました。

近世の名所図鑑には拝殿前に巳の神杉と思われる杉の大木が描かれてあり、現在の巳の神杉は樹齢400年あまりのものと言われています。

清水 宏積

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