伏見稲荷大社

ご祭神

  • 宇迦之御魂大神
  • 佐田彦大神
  • 大宮能売大神
  • 田中大神
  • 四大神

伏見稲荷大社の基本情報

住所
京都市伏見区深草藪之内町68
アクセス
JR奈良線「稲荷駅」徒歩約5分
京阪本線「伏見稲荷駅」徒歩約10分
駐車場
あり
詰め所
有人
公式サイト
あり

伏見稲荷大社の御由来

全国に約3万社あると言われる稲荷神社の総本宮。
宇迦之御魂大神を主催として、佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神を祀っております。

奈良時代の711年に秦氏が稲荷山上に創祀し、その後この地に社殿が造営されたと伝わっています。
852年の祈雨奉幣以来、朝廷から度々、勅使が遣わされて、五穀豊穣、家業繁栄の神様として庶民から深い信仰を集めました。


古くから山全体が信仰対象とされる稲荷山には、清少納言も詣でたことが『枕草子』に書かれております。
願いが通るという意味から多数の朱色の鳥居が奉納されて、今日に至ります。

応仁の乱で焼失した本殿は、1499年に再建された後、幾度かの修造を重ねて、現在は重要文化財に指定されています。
また、お茶屋は水尾院から拝領し、伏見稲荷大社に移建されました。

御所の御殿でこれも常用文化財となっています。
楼門は、豊臣秀吉が母の病気治癒祈願が成就したため寄進されたものです。

現在は特に商売繁盛の神様として信仰を集めており、正月には全国から多くの人々が初詣に訪れるほか、2月の初牛祭、5月3日の稲荷祭、11月8日の火焚祭も多くの参拝者でにぎわいます。

伏見稲荷大社の主な例祭

2月の丑日・・・初牛祭
5月3日・・・・稲荷祭
11月8日・・・火焚祭

清水 宏積

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